収録曲・アーティスト紹介

“GROOVY SAUCE COLLECTION
'04 AUTUMN/WINTER”
produced by Takeshi Nakatsuka

A1 che sa mossa
"JOKER"
A2 Makoto Miura
"vivre sa vie"
A3 Takeshi Nakatsuka feat. Harumi Igarashi
"One Note Samba"
B1 QYPTHONE feat. Yu Miyake
"Q*bert"
B2 NA-3LDK
"Butterfly"
B3 Shiho Fujisawa
"tristesse allante"
A1 che sa mossa"JOKER"
 chaki、岡田恵美によるユニット「che sa mossa」の新作は、前作と打って変わって、最高のNew School of Jazzを披露。 MCにTaisho、Vocalにkyoko、そしてwood bassに元クライズラーカンパニーの竹下欣伸氏を迎え、スクエアな8ビートと超絶グルーヴのwood bassのトラックに、パンチのあるkyokoのvocalがMCと絡み合う高速Jazzin' Groove。 もともと別の楽曲で参加する予定であったが、マスタリング1週間前に本作を聴いた中塚武が「この曲を収録したい!」と熱望し、急遽この曲が抜擢されたという一幕も。

 MC Taisho、chaki(DJ/Producer/Guitar)、岡田恵美(Producer/Violin)の3人を軸にしたユニット。音楽の持つ " 踊れる " 要素を取り入れた自由なスタイルを目指す。 che sa mossa とはイタリア語で " 誰も知らない動き " の意。会話の中で偶然見つけた" ケッサモッサ "という発音の独特な響きから命名。知らない国へ旅行した気分になれる、そんな聴く人の心象世界を広げる動きを持った音楽を作りたい、という願いも込められている。ボーカル・楽器・ダンス等をフィーチャーしたライブも展開中。
www.chesamossa.com


A2 Makoto Miura"vivre sa vie"
 本シリーズ初参戦のDJ三浦信が、中塚武とタッグを組んで超強力なJazzトラックをドロップ。 心地よいリムショット&リズムセクションの上を、中塚自身のプレイによるピアノ&対位法的なコーラスが美しく彩る、本作で最もClub Swingin'な一曲。 ゲストとして、山下洋輔バンドやTOKIO等を手掛ける香取良彦氏のビブラフォンを全面的にフィーチャーし、まさにインテリジェントな仕上がりに。フロアはもちろんオープンエアまで場所を問わず聴ける、美しき傑作。

 「routine jazz」レジデントDJとして小林径氏とともに活動中。他にも小西康陽氏「Readymade Magazine」(CD+書籍)や須永辰緒氏「Double Standard」(書籍)への参加など、音楽に対する真摯な向き合い方、その造詣の深さは高く評価され、圧倒的な信頼感を得ている。

A3 Takeshi Nakatsuka feat. Harumi Igarashi"One Note Samba"
 本シリーズ恒例、中塚武による名曲オマージュのコーナー。
今回はAntonio Carlos Jobimによる永遠のボサノヴァの名曲「One Note Samba」を、ジャズシンガー 五十嵐はるみ嬢との抜群の呼吸によって、スーパーノヴァなヴァージョンにリアレンジ。
バチーダハウスを基調に、中塚武の真髄ともいえる洗練されたボイシング、アップリフティングなボーカルをフィーチャー。フロアでかかると踊らずにはいられない、これぞ最高峰のフロア・アンセム!

  '04年6月に発売のフルアルバム「JOY」は、その楽曲クオリティーの高さから国内はもとより海外からの評価も高く、'04年10月の韓国盤に続き、'05年春のヨーロッパ盤のリリースを予定。その他、Coco d'Or(元SPEEDのhiro)やBOO等のプロデュース、資生堂ピエヌ、SONY vaio、日産マーチ等の有名CMでもヘビーON AIR。DJとしての実力も高く評価され、FPMや須永辰緒氏とも共演。とどまることを知らぬヴァイタリティーと感性、今後のミュージックシーンを担うべく、さらなるエポックメイキングな活躍が期待されている。
※「JOY」のアナログヴァージョンは'05年2月11日リリース!
www.delicatessen-recordings.com

B1 QYPTHONE feat. Yu Miyake
"Q*bert"

 GROOVY SAUCEの看板アーティスト、みんな大好きキップソーン。 10月の韓国ツアーで大成功を収めた彼らの最新作は、なんとクリッカブルなデザインハウス! 幾多の有名ゲームのサウンドデザインを手掛ける奇才、三宅優とのコラボーレションを実現。キック・ハイハットの音色センス、卓抜した波形編集の妙技などは、さすがの一言。 今後のQYPTHONEはおろか、'05年以降のクラブシーンの新境地さえ予感させるintelligent house。

QYPTHONE
 '03年の「Montunono.5」ヨーロッパ盤発売、計10都市を廻るヨーロッパ・ロシアツアー、'04年の「Montunono.5」韓国盤リリース・韓国ツアー、いずれも大成功をおさめ、全世界を確実に視野に入れているQYPTHONE。更にはリーダー中塚武の『JOY』韓国盤、大河原泉によるN.Y.のDJユニット・ursula1000の楽曲への参加と、ソロ活動ともどもますますワールドワイドに活躍中!

Yu Miyake
 3歳から3ヶ月だけピアノ教室に通う。14歳よりDTMを始め、独学で作曲を始める。'02年のMondo Grossoシングル「Everything Needs Love feat.Boa」、'03年のMondo Grossoアルバム「NEXT WAVE」にProToolsエディット&プログラミングで参加。'04年にはV.A.「Soul Source REMIX Boogies」Can’t Take My Eyes Off Youプログラミングで参加の他、PlayStation2用ゲーム「塊魂」サウンドプロデュース&メインコンポーズをつとめる。

B2 NA-3LDK"Butterfly"
 前作「is it free?」で問い合わせが殺到したNA-3LDKの最新曲は、艶やかなVocal Houceの決定版。 アナログシンセとプログラミングが織りなすフレンチハウス指向のトラックは前作の趣きのままに、本作ではSachiko Yamadaのvocalを乗せてさらにスピリチュアルな仕上がり。 イベントの締めくくりに「泣きながら踊る」にはこの曲で。

 Groovy SauceレジデントDJ那須野彰洋と、岩淵マサル、篠島浩平から成るユニット。jazzyをキーワードに、クールとキャッチーのギリギリのところを表現するのが得意であり、歌ものからインストまで、幅広くジャンルにとらわれないダンストラックを製作している。

B3 Shiho Fujisawa
"tristesse allante"

 シリーズ前作「GROOVY SAUCE COLLECTION '04 S/S」収録の傑作、「Je Danse」が全国各地で頻繁にspinされ「彼女は誰?」との問い合わせも多数寄せられるなど各方面で一躍話題の的に。 今作でも、さらなる進化を遂げた紅一点の才女がまたもやってくれました! 前作を凌ぐ出来の高速Swing Jazzをドロップアウト。彼女のほとばしる才気とセンスによって、フロアを確実に揺らす「踊れるSwing Jazz」がまたひとつここに完成。

 '01年より活動を開始。青山fai「F.a.c.e.」、渋谷organ bar「COMEDY TONIGHT」を皮切りに、都内クラブ・カフェ等でDJをこなす傍ら、オリジナルの楽曲製作も展開する。話題沸騰となった前作のデビュー以来、独特の感性と類い稀なサンプリングセンスが注目の的に、宇田川町界隈でもっとも次回作が待ち望まれているDJの一人。